関東地区のりん青銅板店売り市場は、徐々に荷動きが活発化している。車載部品を中心にりん青銅メーカーへの注文が集中して納期が長引いているため、加工業者などが当座の不足分を在庫問屋から仕入れるケースが増えている様子だ。好調な受注を抱えるメーカーと流通問屋との間にはいまだ販売環境に温度差が見られるものの、店売りマーケットも緩やかに改善へ向かっている...