低迷していた造船受注に底離れの兆しが出てきている。日本船舶輸出組合が8日に発表した3月の一般鋼船の輸出船契約実績は、前年同月比2・3倍の150万8千総トンとなり、3カ月連続の増加となった。 3月末の手持ち工事は、前月比9万総トン増の1513万総トンとなり、昨年10~11月を底に増加傾向が続いている。世界的に不足しているコンテナ船で新規発注の...