関東地区の鉄スクラップ市況は様子見で横ばい。シッパーの集荷意欲は鈍いものの、湾岸価格は下げ止まり。内航船などの船積み対応を受けて足元では高値寄りに推移している。8日から関東鉄源協同組合による1万5千トンの船積みが始まったことも地区需給の下支え材料。一方、電炉メーカー各社の入荷は順調だが、市況反発気配に対する警戒感もあって模様眺めムードは根強...