物質・材料研究機構は10日、溶接性を改善した第二世代の制振ダンパー向け合金鋼を開発したと発表した。従来鋼で難しかった合金鋼同士の溶接が容易になるため、より幅広い建築物に適用しやすくなる。東日本大震災では首都圏などの高層建築物が長周期地震動で大きく揺れた。この揺れに強い制振ダンパーの普及につながる成果になる。 構造材料研究拠点振動制御材料グル...