溶接鋼管類は、建築分野は特定分野を除き中小物件が少なく低調。東京五輪日程も影響し期待しにくい状況が続く。一方、自動車や建機向けは堅調。その他需要分野も良し悪しはまだら模様だ。 母材コイルの価格高騰や需給タイト化で、メーカーは製品値上げを実施。流通も段階的に価格転嫁を図っている。昨年のメーカー値上げ分は先月までにほぼ浸透。全体的に需要の力強さ...