JFEスチールのスチール研究所長を務める瀬戸一洋専務は2日、二酸化炭素(CO2)を排出しないゼロカーボン・スチールの実現に向け、開発中のフェロコークスや、水素還元製鉄、電気炉などを総合的に活用してくことが必要だとの認識を示した。 同日にオンラインで初開催したマスコミ向けの研究所見学会で説明した。 瀬戸氏は、電気炉の活用に関し、鉄鋼需要に応じ...