日本鉄鋼連盟の橋本英二会長(日本製鉄社長)は25日、二酸化炭素(CO2)を排出しないゼロカーボン・スチールの実現を目指す際、還元材としての水素利用と合わせ、「これまでにない大型電気炉の活用が課題になる」と語った。橋本氏はかねて、電気炉での高級鋼製造技術の確立が必要としていたが、技術の高度化と同時に大型設備の活用も課題になるとの考えを示した。...