京都大学大学院の北川宏教授らの研究グループは、酸性溶液中で水の完全分解を高活性に長時間促進するルテニウム・イリジウム(Ru・Ir)合金電極触媒を開発した。同触媒は特徴的な珊瑚形状をしたナノ構造体で、3ナノメートル程度のRu・Ir合金ナノシートの集合体。水電解におけるカソードでの水素発生反応(HER)とアノードでの酸素発生反応(OER)の両反...