三井金属は、LME(ロンドン金属取引所)亜鉛価格がトン2500~2700ドル付近の高値圏で当面推移すると見ている。金属事業部の菅原健二亜鉛ユニット営業部長は「昨年末時点では2021年後半以降に(足元の上昇要因である)投機資金の調整が入ると見ていたが、各国の金融緩和策維持によってその調整局面が後倒しになりそうだ」との見方を示した。21年の世界の...