豊田中央研究所(社長・菊池昇氏)は10日、東京大学と共同で、鋼材輸送などにも関係する大都市の信号機群の制御を、量子アニーリングマシン(量子コンピュータの一種)を使って全体最適化する技術を開発したと発表した。通行車両を一定条件の車両群としてモデル化。交通流の偏りを最小化する信号の色の組合せを決める最適化問題として解決した。 大都市の渋滞緩和策...