日本鉄鋼連盟が29日に発表した鉄鋼貿易実績(確報)によると、2020年(暦年)の普通鋼鋼材輸出は前年比5・9%減の2092万6千トンとなり、5年連続で減少した。最大品種の熱延広幅帯鋼は2%増の1085万2千トンで2年連続の増加。新型コロナウイルスの感染拡大で巣ごもり需要がみられた缶用鋼板のブリキとティンフリー・スチールは2年ぶりに増加した。...