線材製品協会がまとめた2020年暦年の冷間圧造用(CH)鋼線出荷実績は、前年比18・5%減の128万4245トンとなった。コロナ禍で主な向け先である自動車メーカーの生産が大きく落ち込んだことが影響し、リーマン・ショックで需要が急減した09年以来の低水準となった。 内訳は、国内出荷では普通鋼が前年比18・9%減の21万8744トン、特殊鋼は1...