日本電線工業会は21日、2020暦年(1~12月)の銅電線出荷統計を発表した。各分野の合計量は62万9154トンで前年比9・7減。最大分野の建設・電販やボリュームの大きい電気機械向け、新型コロナなどの影響を顕著に受けた自動車向けの前年割れが響いた。全体量は4年ぶりのマイナスとなり、リーマンショックの影響を受けた09年の水準を下回った。 分野...