東京製鉄は18日、2月契約の鋼材販売価格を全品種で前月比据え置くと発表した。世界的な〝鉄不足〟を背景とした国際市況の上昇トレンドは変わっていない。国内も条鋼類の需要が堅調なほか鋼板類は一部品種が極端に品薄な状況。市況に先高観が強い中、製造コストの高止まりもあり、同社では「引き続き採算回復のタイミングを探る」(今村清志常務営業本部長)と値上げ...