首都圏では5月連休明けから薄板3品市況の上昇ピッチが鈍っており、6月に入ってもその状況は変わらずにいる。それでもコイルセンター段階でトン1千円程度は切り上がった感があるが、再販価格は上げ一服というか〝踊り場〟の様相を呈しているようだ。メーカー値上げが続いているだけに流通の仕入れ値高は継続しているが、末端実需が乏しく仮需ムードが一巡したことが...