米国の鉄鉱石会社、クリーブランド・クリフスが、アルセロール・ミッタル(AM)から米国事業の大半を年内にも買収することで合意した。老朽化し競争力に劣る製鉄所を数多く抱えていたAMが米国の高炉に「見切り」を付ける一方、米国に高炉を残し鉄鉱石販売を維持したいクリフスの思惑が一致した形だ。両社の「決断」の背景を探る。(黒澤 広之)