約5カ月間の一時休止(バンキング)を経て11月24日に再稼働した日本製鉄・東日本製鉄所君津地区(千葉県君津市)の第2高炉が順調な立ち上がりを見せている。通常操業に入るまで過去のケースでは約1カ月かかっていたが、今回は5日という短期で成功した。炉内外の膨大なデータを高度IT(情報技術)で解析し、独自の送風条件などで高速化を実現した。バンキングし...