タタ製鉄が発表した4~6月期の鉄鋼生産(速報値)は、本拠のインド事業の粗鋼が前年同期比33・6%減の299万トンだった。 四半期で300万トンを割り込むのはブーシャン・スチール(現タタ・スチールBSL)買収前の2017年4~6月期以来。新型コロナウイルスにより印国内でロックダウンが行われたことが影響した。ただ上工程の稼働率は4月の約50%か...