線材製品協会が鋼線部会の鋼線メーカー13社を対象にまとめた2019年度における鋼線の出荷数量は、前年度比5・0%減の12万348トンだった。構成比率が最も高い自動車関連をはじめ主な用途が相次いで前年度の水準に届かず、17年度から3年連続のマイナスとなった。 用途別では、家具シートが2・7%減の7098トン、建築関連が5・1%減の3822トン...