ニッケル系ステンレス冷延薄板の仲間商いが著しく低調だ。在庫調整がほぼピークを迎え、店売り実需が振るわず、輸入鋼材は高止まり。三重苦ともいえる要因が重なり、「通常ペースの半分以下」(扱い筋)に落ち込んでいる。内需はそこまで落ちておらず、「店売りユーザー向けも堅調ではないが、19年度下期比で1割減。仲間商いの停滞は実需動向の直接的反映ではない」...