日本のものづくり産業と鉄鋼内需を占う自動車。その自動車分野が今、激しい生産減の乱気流にもまれている。「不況にも強い」といわれ続け、他地区の低迷をよそに着実な加工・販売数量を継続していた東海地区も、4月に入って環境は激変。5月はさらに生産減が確実な状況。世の中は緊急事態宣言下にあるが、製造現場も緊急事態だ。予期せず訪れた「ものづくりの急降下」に...