日本磨棒鋼工業組合(理事長・小木曽知弘小木曽工業社長)がまとめた磨棒鋼・冷間圧造用(CH)鋼線生産実績によると、2019年度の生産は前期比10・8%減の98万4352トンとなった。減少は4年ぶりで、3年ぶりに100万トンの大台を下回った。19年初から特殊鋼の需要が後退局面に転じたことに加え、20年1~3月期には新型コロナウイルスの感染拡大に...