名古屋ステンレス流通協会がまとめた2月の店売りステンレス鋼板需給統計によると、品種ごとの増減がまちまちだったものの、主要品種の「その他冷延鋼帯」の増加を受けて、前月比1・6%増の9672トンだった。 店売り品は、目先の仕入れ値下落を見越した当用手当てが続いており「仲間業者の引き合いが目に見えて減った」(流通筋)。ヒモ付きも精彩を欠く中、一部...