米国鉄鋼メーカーの1~3月期(1Q)業績は昨年10~12月期から改善しそうだ。米鋼材市況が昨秋を底値に上昇へ転じたためだが、4~6月期は新型コロナウイルスの感染拡大で自動車や建材需要への影響は避けられない。今後の需要減を見越し、輸入鋼材への視線は一段と厳しくなりそうだ。 電炉大手のニューコアとスチール・ダイナミクス(SDI)、高炉を主体とす...