今週の一般鋼材市況は弱含みだろう。もともと荷動きが低調な上、東京製鉄が4月契約販価の全面値下げをアナウンスしたのを受けて、市場のマインドは下向きだ。 特に店売りマーケットが低迷しており、倉出しが振るわない。先行きについては「大型プロジェクトは見込めるが、中小の案件は見えてこない」(問屋筋)という。 鉄スクラップ価格が続落していることも足かせ...