19年度の継目無鋼管生産量は前年度比5・7%減の129万8千トンと、3期ぶりに130万トン台を割り込んだ。前半は石油・天然ガス開発需要に支えられて、日本ミルが得意とする13%クロム継目無鋼管や耐サワー鋼などハイエンド品の油井管(OCTG)生産が堅調に推移。建産機向けなどメカニカル鋼管分野の需要も底堅かった。ただ、期の後半になって原油安等の影...