――2019年の鉄骨ファブリケーターの経営環境はどうだったか。 「国内では台風15号・19号や大雨による大きな被害が相次ぎ、強靱(きょうじん)な社会インフラの整備がいかに大切かを痛感した1年だった。鉄骨業界に目を向けると、ここ3~4年続いていた首都圏での東京五輪・パラリンピック関連案件が完成する節目となった。再開発事業など大型案件が端境期に入...