今年は高収益素材メーカーへ進化するためのスタートとなる重要な年になる。 金属チタン事業では、航空機向けで堅調な需要が続くとみているが、チタン鉱石価格の高止まりや、サウジアラビア工場の立ち上げに伴う持分法投資損失もあり、厳しい収支環境が続く。 機能化学品事業では昨年落ち込んだニッケル粉の需要が回復に転じつつある。触媒、ニッケル粉とも販売拡大が...