日本製鉄は室蘭製鉄所(北海道室蘭市)の第2高炉を改修する。8月にも吹き止めし、11月に再火入れする方向で調整する。 今回の改修で第2高炉の炉容積は2902立方メートルから3014立方メートルになる。数字上は約4%増えるが、現在の鋳物製より薄い銅製の炉体冷却装置に変更することによる拡大で、粗鋼生産量は増えない。設備投資額は350億円、改修工期...