18年度のばね鋼熱間圧延鋼材生産は前年度比0・8%減の43万1千トン。形状別では線材がほぼ3分の2を占め、棒鋼が29%。特殊鋼の中で最も棒線比率の高い品種だ。17年度比数量では線材が増加したが、棒鋼は8・5%減少した。 弁ばね材、懸架ばね材など自動車用特殊鋼線材で高シェアを持つ日本製鉄、神戸製鋼所の2社で7割を占め、棒鋼で高シェアを握る愛知...