スチールコード、ばね、ワイヤロープなどに使われる特殊線材の18年度生産量は前年度比3・2%減の116万1千トン。自動車関連需要は堅調でハイエンド品種の生産は堅調だったが、海外汎用品市場でアジア勢がじわり台頭し、特殊鋼棒線の繁忙感が続いたことも影響した。 首位の日本製鉄のシェアは0・4ポイント低下の54・2%、2位の神戸製鋼所は0・3ポイント...