日本自動車タイヤ協会がまとめた昨年11月におけるタイヤ補強用スチールコードの消費量は、前年同月比5・3%減の1万8313トンだった。昨年9月からの前年同月割れで推移する一方、夏場を境に5カ月連続で減少率は縮小。期間中でマイナス幅は最も小さくなり、10月に次いで前回の緊急事態宣言が発令前の3月並みとなる1万8千トン台を維持している。 市場では...