年度下期に入ったが、首都圏で薄板や厚中板を扱う加工・流通業の受注(稼働)状況は、総じて「復調の兆しが一向に見えてこない」との感触。「この先、良くなるのか、悪くなっていくのかの見極めがしづらい」という先行き不透明さが、不安感を助長している。その中で一部土木関連や橋梁など既存構造物の補修、メンテナンス需要が「足元から年末、年明けにかけて案件が集...