東京製鉄は17日、5月契約の鋼材販売価格を全品種で前月比据え置くと発表した。据え置きは3カ月連続。国内は条鋼、鋼板類ともに在庫が低水準で需給、市況は安定している。夏場以降は東京五輪関連など建築案件が集中するほか、新年度から電力料金や副資材などのコストが上昇。「収益確保のため本来は値上げしたいところだが、足元の市況動向を考慮して今月も販価を据え...