日本鉄鋼連盟の北野嘉久会長(JFEスチール社長)は22日の定例記者会見で、2019年度の国内粗鋼生産量が1億500万~600万トンまで回復するとの見通しを示した。北野会長は1億300万トンを下回った18年度実績について「需要は堅調だったが、自然災害と設備トラブルによる減産が響いた」とし、トラブルなどの解消に伴い生産も回復すると指摘した。