日本鉄鋼連盟の受注統計によると、2月の特殊鋼鋼材受注は前年同月比7・3%減の141万トンと若干低下した。メーカーの操業は注残消化もあり高い水準だが、足元の受注動向は需要機種やユーザーによってまだら模様となっている。国内向けは7・0%減の100万トン、輸出は7・9%減の41万トン。 品種別では機械構造用炭素鋼が14・5%減、ばね鋼が16・5%...