半製品・スラブの国際市況が今月に入り反落している。ロシアやウクライナ材がアジア向けで20ドルほど値下がりしており、一部ではトン当たり500ドル台を割り込んでいるようだ。コストに直結する鉄鉱石のスポット価格が100ドルに迫る水準へ上昇する一方、スラブは逆行安となる珍しい展開になっている。 通常、ロシアやウクライナ材は春になると国内向け建材需要...