三菱製鋼(社長・佐藤基行氏)は今月、メキシコで自動車サスペンション用ばね(スタビライザ)の営業生産を開始した。先週7日に現地で開所式を行い、佐藤社長は「まずスタビライザの製造・販売を行い、メキシコ市場の成長に対応して巻ばねの製造も視野に入れる。グローバル拠点の一翼を担う重要拠点として軌道に乗せ、グローバル供給網の構築を図っていく」と挨拶した...