東北地区の異形棒鋼市況は昨秋から下落していた原料鉄スクラップ価格が底打ち・反発し、それに呼応したメーカーの値上げ表明により下値に切り上がりムードが出てきた。春先物件の動きがまだ本格化しておらず、直近の大きな成約・出荷増に結び付くまでの環境にはないものの、扱い筋からは「この数カ月の引き合いは低調だっただけに、スクラップ価格の反転によって様子見...