国際鉛・亜鉛研究会(ILZSG)がまとめた18年(1~12月)の鉛・亜鉛地金の世界需給バランスは、鉛が9万8千トンの供給不足、亜鉛が38万4千トンの供給不足となった。前年は鉛が14万8千トンの供給不足、亜鉛が44万2千トンの供給不足。亜鉛は鉱石需給が緩和傾向となったものの、最大供給国の中国が同国内における環境規制強化の影響で地金生産を減らし...