東京製鉄は18日、3月契約の鋼材販売価格について全品種で前月比据え置くと発表した。全品種据え置きは3カ月連続。旧正月明けの海外市況は底打ちから上げに転じ、国内需要も堅調が続く見通し。電極など諸資材のコスト高に加え、主原料の鉄スクラップ価格が反発しており「メーカーの採算確保は予断を許さない状況」(今村清志常務営業本部長)にあり、国内外の市場環境...