財務省の通関統計によると、2018年12月における高炭素線材製品の輸入量は、前年同月比5・0%増の1万4565トンだった。品種間で増減の動きが分かれる中、構成比率が高い上位2品種(鋼より線と単線)が伸長。小幅ながら落ち込んだ前月から再び持ち直した。 主な品種別では、鋼より線が11・4%増の4766トン、鋼索が4・6%減の2318トン、単線は...