財務省の貿易統計を元に集計した18年の電気亜鉛めっき鋼板(EG、合金鋼を含む)の輸出量は、前年比5%減の98万トンだった。100万トンを割るのは1991年の94万トン以来、27年ぶりとなる。 海外のEG需要は悪くなかったが、新日鉄住金、JFEスチール、神戸製鋼所といった高炉大手の鉄源が全体的にタイトな中、EG生産の上方弾力性が限られた。国内...