関東地区のニッケル系ステンレス冷延薄板市況が今月初までに5千円下落し、SUS304種=35万5千円どころ中心となった。 扱い筋は販価維持の姿勢を崩していないが、昨夏以降に原料価格が下落傾向となる中で、メーカーが店売り販価を引き下げ、この影響で流通の在庫単価が下がり始めている。一方、輸入材の入着が高水準で推移し、数量、価格の両面で店売り市場に...