東京地区の異形棒鋼は、様子見商状で推移している。需要家側が慎重なため大口案件は少ないが、工期短縮につながる一次加工絡みの小口注文は堅調に入っている。 原料安から弱気な声も聞かれるが、副資材や輸送費が高騰しているので電炉も売り腰を弱めていない。せっかく3年かけて切り上げてきた相場。局面で一喜一憂せず、安易に数量を追わないで大事に売りたいところ...