日本鉄鋼連盟が23日発表した2018年(1~12月)の国内粗鋼生産量は、前年比0・3%減の1億432万8千トンとなった。鋼材需要は国内外で底堅く推移したが、自然災害や設備トラブルなどによる減産が響き、前年実績をわずかに下回った。暦年ベースのマイナスは4年連続。1~3月期に入っても設備トラブルが表面化しており、年度ベースでも前年割れとなる見通しだ。