「2019年の四国鉄鋼需要は、土木・建築が昨年に続き堅調に推移する」――メーカーや流通のほぼ一致した見方だ。工場、病院・庁舎など民間や自治体の中小建築案件と、高速道路工事や災害対策工事など公共土木がけん引しそうだ。一方、鋼材需要の60%近くを占める造船は「鋼材使用量は昨年よりやや増えるが、採算面では昨年以上に厳しくなる」との見通しで、「天気図...