国土交通省が公表した18年11月の建築着工統計によると、全建築物の着工床面積は前年同月比3・4%減の1119万4千平方メートルだった。マイナスは2カ月ぶり。公共の建築主は1割増えたが、大部分を占める民間の減少分が押し下げた。 構造別で見ると、鉄骨造(S造)が8・9%減の412万2千平方メートルと再び下降。一方で鉄筋コンクリート造(RC造)は...