小形棒鋼生産量は850万4千トンで前年度比0・8%増加した。緩やかな需要増加を受け、小幅だが4年ぶりに16年度を上回った。建築分野の需要に関しては、引き続き鉄筋コンクリ―ト造(RC造)から鉄骨造(S造)にシフトする傾向が指摘された。 シェア上位5社は顔ぶれ、順位とも16年度と同じ。トップの共英製鋼は生産量の増加により、シェアを17%台に伸ば...