関東地区で鉄スクラップ市況がさらに上昇した。市中発生の低調に加え、湾岸価格の先行上昇で電炉メーカーの入荷が鈍化。必要な入荷量を確保するため、メーカー各社は順次買値を引き上げている。7日時点でメーカー実勢購入価格(H2)は3万2500~3500円どころ。足元で500円方の上伸となった。海外市況の上昇もあり、市中の先高観は根強い。 湾岸価格も引...